グリーンコープ、車内で買い物できる「EV移動販売車」を初導入。2月25日に宗像市・福津市で運行開始
一般社団法人グリーンコープ共同体所属のグリーンコープ生活協同組合ふくおかは、2026年2月19日、買い物困難地域の生活支援を目的に、車内で買い物ができるEV移動販売車「みんなのお店元気カー」を初導入すると発表した。初運行となる2月25日(水)にはグリーンコープ宗像店にて出発式を行い、宗像市および福津市の6ヶ所で販売を開始する。
今回導入される「みんなのお店元気カー」は、日野自動車の「DUTRO ZEV」をベースにした車内販売型のEVトラックだ。最大の特徴は、超低床の荷台を売り場として活用し、利用者が車内に入って商品を選べる点だ。この仕組みで雨や強い日差しといった天候に左右されず、安心して買い物を楽しむことができる。
環境性能においては、走行中だけでなく販売中も排気ガスを一切排出しない完全電気自動車(EV)であるため、環境負荷の低減に加え、静音性も大幅に向上した。
従来のエンジン車では冷蔵・冷凍ショーケースの稼働にエンジンをかけ続ける必要があったが、本車両では天井のソーラーパネルと車載ポータブル電源を活用して電力を供給する。これによりエネルギー効率が最適化され、エンジン劣化やバッテリー負荷の問題も解消された。
また、夜間も冷却機能を維持できるため、売れ残った冷蔵商品を積み下ろす手間がなくなり、翌日の販売準備がスムーズに行える点も大きなメリットだ。
訪問先では音楽で到着を知らせるほか、バックアイカメラやタイヤストッパーなどの安全装備も充実しており、高齢者が多い地域でも安心して利用できるよう配慮されている。
取り扱い商品は、生鮮食品(肉・魚・野菜)から日用品まで多岐にわたり、地域住民の買い物支援だけでなく、高齢者の見守りやコミュニティの場としての役割も担う。
グリーンコープは今後も、環境に配慮した移動販売を通じて、持続可能な地域づくりに貢献していく方針だ。
(引用:LIGARE)