警察庁、2025年の交通事故統計発表 死者数は2,547人で昭和23年以降最少
警察庁は1月6日、2025年の交通事故統計を発表した。この発表によると、2025年の交通事故発生件数は287,236件、負傷者数は338,294人、死者数は2,547人だった。この死者数は、昭和23年以降で最少となっている。
今回の統計では、人口10万人当たりの死者数や月別交通事故死者数の推移も公表されている。2025年の人口10万人当たりの死者数は2.06であり、こちらも昭和23年以降で最少だった。
また、2025年の月別交通事故死者数では、1月234人、2月189人、3月191人、4月196人、5月172人、6月179人、7月185人、8月203人、9月229人、10月227人、11月252人、12月290人と、上半期に比べて下半期のほうが死者数が多い傾向にあることが判明している。
■国家公安委員会委員長のコメント
昨年の交通事故による死者数は、2,547人で、前年比116人減少し、統計が残る昭和23年以降で、最少となりました。
これは、政府を始め、関係機関・団体や国民の皆様一人一人が交通事故の防止に向け、積極的に取り組んできた結果だと考えております。
しかしながら、今もなお多くの尊い命が交通事故で失われていることには変わりなく、また、第11次交通安全基本計画において掲げられた、令和7年までに死者数を2,000人以下とする目標については、残念ながら、達成できませんでした。
このような交通事故情勢を踏まえ、新たに策定される第12次交通安全基本計画に基づき、関係機関・団体と連携しながら、こども、高齢者を始めとする歩行者の安全の確保、本年4月から交通反則通告制度が導入される自転車の交通ルール遵守のための交通安全教育の充実、飲酒運転や「ながらスマホ」等の悪質・危険な交通違反の取締り等の多角的な取組を、効果的かつ強力に推進していくよう、警察を指導してまいります。
我が国の交通事故死者の約半数は歩行中と自転車乗用中の方です。ドライバーは、歩行者の優先の徹底や自転車の走行状況に注意し、また、歩行者や自転車利用者は、夜間でも目立つよう反射材を着用し、交通ルールを遵守するなど、それぞれが、交通安全のための行動を実践するようお願いします。
(出典:警察庁 Webサイトより)
(引用:LIGARE)