日本郵便、熱中症特別警戒アラート発表地域で配達を原則休止へ
日本郵便株式会社は、近年の猛暑の深刻化を踏まえ、屋外作業中の熱中症対策に関する新たな取り組みを2026年6月1日に発表した。「熱中症特別警戒アラート」などが発表された場合、社員の安全を最優先とし、配達の休止や配達時間の変更といった運用見直しを実施する。
日本郵便では従前より、熱中症予防のための装備品着用や、体調異変時の業務中断・水分補給を励行してきた。
しかし、気象庁などから「熱中症特別警戒アラート」が発表されるような「過去に例のない危険な暑さ」においては、人の健康にとって重大な被害が生じる恐れがある。そのため、社員を守るためのさらなる対策に踏み切った。
具体的な運用の見直しとして、大きく2点が挙げられている。
1つ目は「配達等の休止」である。「熱中症特別警戒アラート」が発表された地域では、二輪車、三輪車、自転車、台車および徒歩による配達、取集、集荷業務を原則として休止する。
2つ目は「気温の高い時間帯を避けた配達」である。「熱中症警戒アラート」の発信日や、気温40℃以上の酷暑日など、郵便局長が危険と判断した場合は、四輪車や二輪車などによる配達・取集・集荷業務において、気温の高い時間帯を避けた対応を行う。
これらの対応により、時間帯指定を含む一部の郵便物・荷物について、配達予定日時の遅れや指定時間帯でのお届けができない可能性が生じる。日本郵便は、社員の安全確保と安定した物流サービスを継続的に提供するための措置として、顧客への理解を求めている。
また、その他の熱中症対策として、強い日差しから目を保護するためのサングラスの着用や、クールファンベスト、ネッククーラーなどを着用して作業する場合があるとしている。
さらに、集配などの作業中でも、こまめな水分補給のために一時業務を中断し、コンビニエンスストアなどに立ち寄って休憩を取得することも推奨している。
(引用:LIGARE)