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導入事例

福祉車両メンテナンス付きリースサービスで
利用者に寄り添った安心の送迎体制を構築

社会福祉法人敬仁会 特別養護老人ホーム白亜館さま
福祉車両メンテナンス付きリースサービスで 利用者に寄り添った安心の送迎体制を構築
課題/背景
・特別養護老人ホームの増床に伴い福祉車両の需要が増加。オイル交換やタイヤ交換などの日常的なメンテナンスや車両管理の負担が年々大きくなっていた。
・運転経験や車両知識が十分ではない職員も増える中、狭い道路での送迎も多く、安全性を維持しながら適切に車両を管理できる体制づくりが課題となっていた。
選定理由
・車両本体だけでなく、リフトやスロープなど架装部まで含めたメンテナンス体制や、福祉車両に精通した専門家によるサポート体制を高く評価した。
・定期点検の管理から故障時の対応まで一括して任せられるため、職員が車両管理ではなく介護業務に専念できる環境を整えられると考え、導入を決定した。
導入の効果
・点検やメンテナンスのスケジュール管理の負担が軽減され、車両管理に関する不安や手間を減らしながら、安心して車両を運用できるようになった。
・不具合発生時も福祉車両専門の整備会社が迅速に対応し、必要に応じて代車も手配。送迎や通院支援を止めることなく、ご利用者さまへのサービスを継続できる体制を実現した。

 岡山県都窪郡早島町で地域初のユニット型特別養護老人ホーム「白亜館」を運営する社会福祉法人敬仁会。「傾聴とほほえみ」を理念に掲げ、ご利用者さま一人ひとりの声に耳を傾け、その人らしい暮らしを支える「わがままな人生の尊重」を大切にしながら、特別養護老人ホームをはじめ、デイサービスやショートステイなど地域に根差した福祉サービスを提供しています。

 同施設では、ご利用者さまの送迎や通院支援など、日々の介護サービスを支える重要なインフラとして福祉車両を活用しています。2006年の開設以降、利用者数の増加に伴って施設規模を拡大する中で、デイサービスやショートステイの送迎が同じ時間帯に重なるケースも増え、既存の車両だけでは対応が難しい場面が生じるようになりました。さらに、運転経験や車両知識が十分ではない職員も増える中、点検や車検などのメンテナンス管理をいかに確実に行うかが施設運営における課題となっていました。

 そこで導入したのが、日本カーソリューションズ(NCS)の福祉車両メンテナンス付きリースサービスです。車両本体だけでなく福祉車両の架装部まで含めたメンテナンス体制や、故障時の迅速な対応、代車の手配などにより、安心して車両を運用できる環境を構築。ご利用者さまに寄り添う介護業務に専念できる体制づくりにつながっています。

 今回は、サービス導入の背景や導入後の変化について、施設長の足立さんとスタッフの大熊さんにお話を伺いました。

課題/背景

利用者の増加とともに増える福祉車両。メンテナンス管理の負担が課題に

利用者の増加とともに増える福祉車両。メンテナンス管理の負担が課題に
左から施設長 足立氏とスタッフ 大熊氏

 当施設では、「傾聴とほほえみ」を理念に掲げています。これは、ご利用者さまだけでなく、ご家族や地域の方々、取引先など、施設に関わるすべての人の声に耳を傾け、笑顔で向き合うことを大切にするという考え方です。そうした日々の積み重ねが、ご利用者さまやご家族の安心につながり、最終的には職員も笑顔で働ける環境づくりにつながると考えています。

 また、「わがままな人生の尊重」という考えのもと、ご利用者さまがこれまで歩んでこられた人生や価値観をできる限り尊重し、その方らしい生活を送っていただけるよう支援しています。

 現在は、特別養護老人ホーム80床、ショートステイ20床、デイサービス定員20名を運営しており、ご利用者さまの送迎や通院支援など、日々の介護サービスに欠かせない存在として福祉車両を活用しています。

 2006年に施設を開設し、その4〜5年後には特別養護老人ホームを増床しました。利用者数の増加に伴い、デイサービスやショートステイの送迎が同じ時間帯に重なるケースも増え、既存の車両だけでは対応が難しくなったことから、福祉車両を増やしていく必要がありました。

 一方で、車両が増えるにつれて、管理しなければならない業務も年々増えていきました。車検については取引先から案内をいただけますが、オイル交換やタイヤ交換などの日常的なメンテナンスについては、費用負担も含め施設側で判断し、対応しなければなりません。「そろそろ交換時期ではないか」「この不具合は修理が必要なのか」といった判断も必要になり、適切なタイミングで車両を管理していくことが難しくなっていました。さらに、運転経験や車両知識が十分ではない職員も増えており、車両の状態を適切に把握し、安全に運用していくための体制づくりも課題となっていました。

 加えて、当施設がある岡山県都窪郡早島町は、歴史ある街並みや住宅街が残り、車一台がようやく通れるような狭い道路も少なくありません。ご利用者さまをご自宅まで送迎するためには避けて通れない道も多く、どうしても電柱や塀などへの軽微な接触や擦り傷が発生することもあります。車両は、ご利用者さまやご家族をお迎えする「施設の顔」でもあります。安全性はもちろん、きれいな状態を維持することも大切ですし、小さな傷であっても早めに補修するなど、適切に管理していく必要があります。

 しかしながら、私たちの本来の仕事は、車のメンテナンスを行うことではありません。ご利用者さま一人ひとりに寄り添い、その方らしい生活を支え、笑顔を引き出すことです。だからこそ、車両管理については専門家の力を借りながら、職員が安心して介護業務に専念できる環境を整えたいと考えるようになりました。

選定理由

架装部まで任せられる安心感。福祉車両専門のメンテナンス体制を評価

架装部まで任せられる安心感。福祉車両専門のメンテナンス体制を評価
※イメージ画像です。

 日本カーソリューションズ(NCS)の福祉車両メンテナンス付きリースサービスを知ったきっかけは、以前から付き合いのあった板金屋さんからの紹介でした。長年、車両の修理や板金をお願いしてきた信頼できる方からの紹介だったこともあり、まずは話を聞いてみることにしました。

 当初は、正直なところ「リース」という選択肢にはあまり馴染みがありませんでした。購入した方が自由に使えるというイメージもあり、「本当にリースの方がいいのだろうか」という思いもありました。

 福祉車両は一般車両とは異なり、車椅子リフトやスロープなどの架装部を安全に使い続けることが欠かせません。万が一こうした設備に不具合が生じれば、ご利用者さまの送迎にも影響が出てしまいます。そのため、車両本体だけでなく架装部まで含めて、常に適切な状態を維持できるようメンテナンスしていく必要があります。

 日本カーソリューションズ(NCS)の福祉車両メンテナンス付きリースサービスは、車検のスケジュール管理や定期点検はもちろん、車両本体に加えて架装部まで含めたメンテナンス体制が整っています。さらに、福祉車両を熟知した専門家のネットワークによって対応してもらえることや、故障や不具合が発生した際の窓口が一本化されていることも大きな魅力でした。車両管理に関するさまざまな業務を安心して任せられる体制が整っていることは、私たちにとって非常に心強いと感じました。

 私たちが求めていたのは、車両そのものではなく、その後の管理やメンテナンスまで安心して任せられる環境。「傾聴とほほえみ」を理念に掲げる私たちにとって、職員が車両管理に時間を費やすのではなく、ご利用者さま一人ひとりに寄り添う時間を大切にすることが何より重要です。だからこそ、車両管理は専門家に任せ、本来の介護業務に専念できる環境を整えられることが、福祉車両メンテナンス付きリースサービスの導入を決めた一番の理由でした。

導入の効果

車両管理の負担を軽減。送迎を止めない安心の運用体制を構築

車両管理の負担を軽減。送迎を止めない安心の運用体制を構築

 実際に導入して最も大きな変化を感じたのは、車両管理に関する負担が大きく軽減されたことです。これまでも車検や定期点検については取引先から案内をいただいていましたが、オイル交換やタイヤ交換などの日常的なメンテナンスについては施設側で管理する必要がありました。現在は適切なタイミングで案内をいただけるため、点検やメンテナンスのスケジュールを気にする場面がほとんどなくなりました。点検漏れを防ぎながら、安心して車両を運用できるようになっています。

 また、現場の職員にとって大きかったのは、福祉車両について気軽に相談できる相手ができたことです。以前は、車両に異音がしたり、架装部の動きに違和感があったりすると、「これは故障なのか」「修理が必要なのか」と判断に迷うことがありました。現在は福祉車両を専門とする整備会社へ相談できるため、小さなことでも早めに確認できるようになり、不安を抱えたまま運行することがなくなりました。

 故障や不具合が発生した際にも、迅速に対応していただけるので安心感があります。車両に異音がしたり警告灯が点灯したりした場合は、まず施設内で状況を確認し、必要に応じて整備会社へ相談しています。緊急性が高いと判断された場合には、日本カーソリューションズ(NCS)とも連携しながら速やかに対応していただけるため、安心して任せることができます。

 福祉施設では、送迎はもちろん、ご利用者さまの通院など急を要する場面も少なくありません。車椅子のまま乗車できるリフト付き車両が使用できなくなると、ご利用者さまを病院へお連れできず、施設運営にも大きな影響を及ぼします。そのため、不具合の内容によってはその場で対応いただき、修理に時間を要する場合には福祉車両の代車を迅速に手配していただける体制は非常に心強いですね。車両の稼働を止めることなく送迎や通院支援を継続できることは、ご利用者さまやご家族にとって、安心してサービスをご利用いただく上でも大きな価値だと感じています。

今後の展望

人手不足時代の福祉車両管理。専門パートナーとともに安心できる運用へ

人手不足時代の福祉車両管理。専門パートナーとともに安心できる運用へ
※画像はイメージです。

 当施設では、これからも「傾聴とほほえみ」の理念のもと、ご利用者さま一人ひとりの思いや人生に寄り添うケアを大切にしていきたいと考えています。そのためには、安全で安心して利用できる福祉車両を維持しながら、職員が本来の介護業務に集中できる環境を整え続けることが重要です。

 福祉車両は毎日使用するものだからこそ、定期的なメンテナンスや故障への迅速な対応が欠かせません。また、長年使用していると、車両本体や架装部だけでなく、内装の傷みなどが気になる場面もあります。今後も年数や走行距離を見ながら、車両の乗り替えについても相談し、ご利用者さまが安心して利用できる車両環境を維持していきたいと考えています。

 また近年は、人手不足などを背景に、自社で車両管理やメンテナンスを担うことが難しくなっている施設も少なくないのではないでしょうか。以前は整備に詳しい職員が対応できていましたが、現在は人材不足の影響で、整備に必要な専門的知識や経験を持つ人材の確保が難しい状況となっています。

 だからこそ、福祉車両のように安全性が求められる車両は、日々の運用だけでなく、その後のメンテナンスまで含めて安心して任せられる体制を整えておくことが大切だと感じています。これからも日々の業務を支えてくれるパートナーである日本カーソリューションズ(NCS)に相談しながら、ご利用者さまに安心してサービスをご利用いただける環境を維持していきたいと考えています。