- 導入の背景/課題
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事故件数の多い20~30代への安全運転意識の向上
SDGs・脱炭素化に向けた管理車両台数およびコスト適正化 - 選んだ理由
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NCSによるソリューション提案力
多種多様な音声ガイダンス
車両稼働率の見える化、分析が容易に可能 - 導入の効果
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事故・違反件数の減少
保険料の低減
車両配備台数の見直しを実現
美容室向けヘアケア製品やヘアカラー剤などを製造・販売する化粧品メーカーである株式会社ミルボン。美容のプロフェッショナル人材の育成や課題解決支援を通じて、全国の美容室の成功をサポートするとともに、確かな技術に裏付けされた製品により、美容室を訪れるお客さま一人ひとりの美しい生き方を応援している。
導入の背景
事故・違反件数の低減、車両の配備台数の見直し及びコストの適正化
事故違反は年間で約80件と多く、中でも20~30代の自損事故件数が多くありました。また、自社の駐車場だけではスペース確保が困難となり、外部駐車場を借りて対応するも固定費用の増加が課題でした。

導入の効果①
NCSドライブドクターの活用で危険運転が減り、保険割引率の改善につながった
NCSドライブドクターは危険運転を検知すると音声ガイダンスが鳴るため、社員の安全運転意識を向上させる効果があります。また、運転者別に1日の評価点が算出されるため、1週間に一度、評価点が80点以下の運転者を確認し、該当の社員には管理者からメール等を使って指導を行っています。このような安全運転指導の効果によって事故や違反件数が減少し、保険料の低減に繋がっています。今年は全営業拠点を回って、NCSドライブドクターで実際に記録された自社の事故映像を用いた社内講習会を開きました。社用車の実映像はインパクトがあり、安全運転への気付きを与えることができました。

導入の効果②
稼働調査による固定費用削減を実現
最適な車両配置が可能となった
NCSドライブドクターの運行データを活用して、全国の社有車の稼働率を調査しました。東京・大阪・名古屋の3大拠点で使用する約150台を対象に配備台数の見直しを行いました。目安として1か月の走行距離が500km未満の車両を削減したり、1人1台の配備ではなく共有車を取り入れるなどの施策を試みました。その結果、2022年度は実質18台程度の見直しに成功しました。

今後について
NCSドライブドクターの運転日報へ代替
SDGsへの取り組み強化
2023年内に全ての車両へNCSドライブドクターを設置する予定です。そして2024年には手書きで作成・管理している日報を廃止し、NCSドライブドクターで自動作成される運転日報への切り替えを実現したいと考えています。それと同時に、今後はSDGsへの取り組みとして、ガソリンの消費量を抑えたいと考えています。車両の台数見直しによって捻出したコストでハイブリッド車の早期導入を目指していく予定です。これからもNCSドライブドクターを活用しながら、現場業務の効率アップを目指していきたいです。
