2025.5.30
カテゴリー:ニューステーマ:環境・脱炭素
スズキ、アイゼン、および中部電力ミライズは5月8日、「遠州脱炭素プロジェクト」として初となるオンサイト・オフサイトPPAサービス開始を発表した。同プロジェクトの目的は、静岡県の遠州地域に拠点を持つ参画企業が、中部電力ミライズとともに、遠州地域の脱炭素化に貢献することだ。具体的な取り組みとしては、アイゼンの小沢渡東工場(静岡県浜松市)の屋根上スペースにおいて、中部電力ミライズが提供するオンサイトPPAサービス※1により、自社の電力需要以上の電気を発電する設備を設置し発電するという。発電された電気は、アイゼンが同工場において自家消費するとともに、休業日等に生じる余剰電力は、中部電力ミライズがオフサイトPPAサービス※2の仕組みによりスズキの本社(静岡県浜松市)に供給する。これにより、アイゼンは、余剰電力を気にすることなく、屋根上の設置スペースを最大限に活用して太陽光発電を導入することが可能となると同時に、スズキは、アイゼンから余剰電力を調達し、自社のサプライチェーンの脱炭素化を進めることができる。今回の太陽光発電設備で発電される電気は、年間で約39万kWh(スズキ:約15.1万kWh、アイゼン:約23.9万kWh)となる見込みだ。なお、3社は、今後も「遠州脱炭素プロジェクト」の取り組みなどにより、再エネの導入量の最大化と有効活用を実現し、遠州地域の脱炭素化を目指すとしている。
アイゼン 小沢渡東工場外観
新たに設置された太陽光発電設備
(出典:スズキ Webサイトより)(引用:LIGARE)
2025.5.28
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