2024.7.26
カテゴリー:ニューステーマ:EV/環境・脱炭素/コスト最適化
国土交通省は7月2日、国連の第193回自動車基準調和世界フォーラム(以下、WP.29)の第193回会合で「自動運転車の安全ガイドライン」「 EV等のバッテリー耐久性能」の国連基準合意を発表した。WP.29の第193回会合は、2024年6月25日~28日に国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)で開催されたものだ。自動運転車の安全ガイドラインでは、自動運転車に求められる安全性能やその評価手法を策定している。これにより、国際的に統一した性能評価を通じ、安全な自動運転車の世界的な開発が促進される見込みだ。一方、EV等のバッテリー耐久性能の国連基準では、バッテリー容量劣化度の規制値を規定するとともに、バッテリー容量劣化度を示すモニター搭載の義務づけを行う。これにより、適切な性能を有するバッテリーを搭載したEV等の世界的な普及・流通が期待されるという。さらに、同会合では、日本の提案により議論が開始された「ペダル踏み間違い時加速抑制装置の国連基準(案)」の内容について了承された。この基準は、アクセルとブレーキの踏み間違いや前方の障害物を検知し、衝突を防止する性能要件等を規定した国連基準(案)を、日本の提案をベースに策定したものだ。次回会合(11 月)で採決されている。(引用:LIGARE)
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