就活では業種を問わず様々な業界の研究を重ねていくうち、オートリース業がBtoBのビジネスとして広く浸透しており、未だに業界全体が成長を続けていることを知りとても興味を持ちました。NCSの会社説明会に参加させていただいた際、取引先の業界が絞られないクルマという商材の身近さに改めて気付くと共に、NCSが業界トップクラスの規模と高いサービス品質によって業績も伸ばしていることを知り、発展性もあり安定的に働ける企業だと考えました。金融・通信・商社などの多彩な資本背景により会社の基盤がしっかりしていて、福利厚生が充実している点も魅力的でした。
またオートリースという言葉からは連想しづらいかもしれませんが、仕事をする上で、日商簿記や銀行業務検定等のさまざまな資格取得が求められ、それらの勉強が今後の自分の成長に必ずつながっていくと確信し、入社を志望しました。
営業職を志望したのは、社会人として働いていく上で最初に経験しておきたい職種だと考えたからです。
入社後1年間はOJTの先輩社員に付いてご指導いただき仕事の基本を学び、かつ定期フォロー研修の受講によって、ヒューマンスキルを磨いていき、2年目から担当のお客様を持たせていただきました。
所属する本社営業部ではNTTグループとお取引関係にある通信建設会社をはじめとした法人に対する営業活動を行っており、その中で私は主に既存のお客様の担当をしています。
お客様の多様なニーズに合わせてメーカーを問わずに車種をご提案することはもちろん、実際に起こしてしまった交通事故に関する傾向分析と対策や、自動車保険のコスト分析など、お客様のお困りごとに応じて様々な観点から提案を行っています。
大口のお客様が多いためリース契約が満了する期限などの管理も煩雑ですし、クルマは一台一台が常に動いているので、実際に運転されている方を含め問い合わせも多くあります。そうした中でお客様をお待たせしないよう、日々優先順位を考えて業務にあたることを心がけています。
待っているだけでは情報やニーズを引き出すことができないので、社内外に関わらず積極的なコミュニケーションを取ることがとても大切と考えています。現在はコロナ禍でお客様になかなか対面できない状況もありますので、電話やweb会議なども活用しながらできるだけお客様と接点を持つようにしています。移動時間が減った分を別の業務にあてられるといった利点はありますし、お会いできない中でお客様とのビジネスを広げていくため、自分なりに様々な工夫をしているところです。
複数のオートリース会社が合併しているNCSは、様々な経験を積まれた方々が集まっています。ですから例えば自分がトラックなど特殊車の案件を任された際は、その業界に精通されている方に相談してアドバイスをいただくなど、豊富な人材からいつでも話が聞けることはとても強みだと思います。
一方で新卒採用や若手育成にも力を入れていて、社内セミナーを始め、学習の機会も多く、とても良い環境に置いていただいているなと感じています。
またNCSはEVの推進や事故防止への取り組みにも注力しており、単にクルマをリースするだけではなく、お客様に寄り添い、お力になれる会社です。実際にそうしたご相談も多く、例えば交通事故の多さにお悩みのお客様には当社のテレマティクスサービスを活用して社員の方々の運転の傾向を分析し、具体的な指導や対策をご提案することも。「なるほどね」「そこまでできるんだ」と言っていただけるのはうれしいですし、多面的な提案を要するオートリースの営業業務は自分にとっても良い経験になっています。
現在は比較的大口のお客様を担当していますが、今後はお客様の財務諸表を分析して自身でお取引を判断していけるように目を肥やすことが課題のひとつです。また税制度についてお客様にご説明する機会も多いので、財務や税務の知識定着を目指していきたいです。
オートリースのビジネスはデータ分析からコンサル、金融業務までを担う総合的な仕事ですので、やればやるほど奥が深いです。これからも幅広く勉強をし、オートリース営業のプロとして更にレベルアップしていきたいと考えています。
「就職活動」という言葉に気が重くなってしまうかもしれませんが、まずは年齢の近い社会人に些細な質問をどんどんぶつけてみるといいと思います。そこから生まれる小さな疑問や興味を、業界や企業研究のきっかけにしてみてください。私もぜひお力になりたいです。
NCSは部署の垣根なく、社員同士がフォローし合える会社です。私自身もいろいろな方と触れ合い、恵まれた環境で働かせていただいています。人の話をきちんと聞いて自分の成長に活かすことができる好奇心旺盛な方と一緒に働けたらうれしいです。